ABOUT US

実績25年の不動産会社

弊社は新横浜を拠点に25年間不動産業に従事してきた。
主に関東圏を中心に底地や古アパートなどを売買する会社であった。
土地の仕入れのノウハウを活かし、今回新たに住宅事業部を立ち上げ建売住宅事業をはじめた。

近年SNSなどの発達により誰でも膨大な量の情報に簡単にアクセスできるようになり、エンドユーザーのデザインに対する興味・意識が高まっているように感じる。しかし、このような時代において不動産会社がつくる分譲住宅にはそれほど大きな変化がないように感じる。

弊社は「デザイン力」と「企画力」を武器に、これからの建売住宅のあり方を変えていくことを目指していく。

これからは建売住宅＝デザイン性がない住宅と思われないものをつくっていけたらと考えている。

住宅事業へかける想い

建売住宅と聞いて、デザイン性の高さや、オリジナリティをもった住宅をイメージする人は少ないと思う。事業性や生産性を重視する過程でそれらの価値は忘れられることが多い。今も年間新築住宅棟数の65％以上が建売住宅であり、今までと変わらぬ住宅が供給され続けている。

建売住宅のもつ魅力の１つである実際にできた空間を“体験”して選択できることや価格のお手頃さなど従来の建売のもつ価値を活かしながら＋α空間性（デザイン性）を兼ね備えた建売住宅を企画し、提案していくことで建売のもつイメージを少しずつ変えていければと思う。

その作業の積み重ねによって、街の風景すらも変えていけたらと考えている。

デザインアプローチ

01 建築の立ち方を見直す

立地、周辺環境、法規などさまざまな要件の異なる場所において、

いつも規格化されたデザインの住宅をつくるのではなく、開口計画やボリューム形状、そして配置計画などその場所毎に潜在的な価値を最大限引き出すようなデザインを企画し、提案していく。

【ケースA】水路に面した敷地

南側に面した水路にたいして出窓を設け、水路との距離感をデザインする。

前面道路側は建物をセットバックさせ、建物の圧迫感を少なくし、セットバックさせたことでできた余白に緑を計画し、都市の緑化に貢献する。

【ケースB】水路に面した敷地

2方向を公園に面した敷地に立つ住宅計画。

室内から見る公園の緑、木々が風で揺らぐ音、木々の隙間をぬって差込む光、季節によって移ろう自然の風景、それらにそっと寄り添うような自然との関係性をデザインする

延べ床面積重視の考え方を見直す

通常の建売住宅のセオリーからいくと建ぺい率・容積率いっぱいにボリュームを積層させて、敷地いっぱいに建物を立てる。数字上は確かに広い面積になるが、建物は単調なボリュームの積層で均質的な空間となってしまう。延べ床面積が小さくなっても、吹き抜けをつくることで上下階の関係性をつくったり、バルコニーを拡張させることで内外一体的に使われる関係性をつくったり、空間に多様性を持たせることで実際の数値以上に奥行きのある暮らし方のできる建物を提案していく。